妊娠中のつわり
妊娠中の「つわり」で、好きなものが食べられなくなる、気分が悪くなる等…つらい日々が続きます。
つわりとは
つわりとは、妊娠初期に始まる吐き気や倦怠感、眠気、胃もたれなどの生理現象のこと。
多くの妊婦さんが悩まされるのにもかかわらず、原因は今でも解明されていません。
ホルモン量の変化が原因で脳の嘔吐中枢が刺激されたり胃腸の機能が低下することにより、つわりの症状が出るのではないか、と考えられています。
対処法
- ・少量の食事で回数をふやす 空腹時につわりの症状が強くなるので、手軽に食べられる無塩のナッツやドライフルーツ、冷凍の枝豆などがおすすめです。
- ・酸味のあるものや生姜を食べる クエン酸を豊富に含む酸味のある食べ物は、唾液の分泌を促し食欲の増進効果が期待できます。
- ・水分補給を心がける 食欲増進効果のあるレモン水や、吐き気を抑えてくれる生姜湯は比較的飲みやすいです。
自分が食べたいものだけを食べていると、栄養素の偏りが心配になります。
この時期は、赤ちゃんのことを考えて栄養バランスのとれた食事をとりたいと思いがちですが、妊婦さんの体力を維持することが優先してください。
まずは食べられるものを見つけて、質の良い食べ物を選んで「食べられるだけ食べる」ことをお薦めします。
また、気分転換もとても効果的です。
息抜きをして、リラックスする時間をとることも心がけるといいですよ。
リラックスでアロマを使用するときには、血流が促進されて逆効果なものもあり、妊娠中に使える香りは時期によっても限られています。妊娠中を通して使えるものは、Vigiee(ビギー)で使っている、レモンやベルガモットの柑橘系です。
つわりの時期はとても大変ですが、無理せず自分のペースで心掛けてください。