マタニティのスキンケア(ツバキ油)
妊娠中は、肌がデリケートな時期。
そんなママにオススメしたい油分が、ツバキ油です。
ツバキは精製の仕方によって、香り、色も変わってしまうほどにとてもデリケートな成分です。
実は椿油は2つある
椿にはたくさんの種類があり、その種類によって化粧品原料の名前も変わります。
よく聞くカメリア種子油とツバキ種子油ですが、カメリア種子油は広義の意味でつかわれ、その中でも日本固有の椿を使った場合にはツバキ種子油と言われます。
椿は中国や東南アジアでも自生しており、日本古来からある椿と比較すると平成28年度で輸入された椿は287tに対し、国内生産量はわずか69.6klです。これにより海外のものと比較して国産は3倍も市場価格が高い状況です。
Vigieeの椿
Vigieeで使っている椿は、佐賀県の加唐島で作られた椿で、化粧品原料として使えるように精製されております。
加唐島は、国内でも有数の椿が取れる産地ですが、東京の大島や長崎の五島列島と比較するとその量は1/100以下と大幅に少なくなります。
国産椿は、数年前に市場から枯渇したことがあるほど各社が取り合う貴重な成分です。
肌になじみやすく、古来から日本ではヘアケアやフェイスケアとして使われてきました。
Vigieeはこのツバキ油を使って椿のメリットだけを生かし、妊娠中でも使えるように椿独特の香りがしない化粧品原料を選んでいます。
ツバキ油のメリット
人の肌に含まれるオレイン酸という成分を、国産椿は85%含んでおり、肌になじみやすくべとつきが少ないことが特徴です。
また、ツバキ油と水は混ざりやすい(乳化しやすい)成分のため、化粧品原料として使用すると「界面活性剤」をフリーにすることができます。
さらに、植物オイルのなかでも、酸化しにくいという点も化粧品として使用する上で品質劣化しにくく大きなメリットです。
一番のデメリットは、植物由来の原材料の中でも圧倒的に価格が高い、というところです。
マタニティの肌が敏感な時期、ツバキ油の肌なじみのよさはとべたつきにくさは最適なケアアイテムです。
ツバキ油を単独で使うと、商品によっては独特な香りがあるものもあります。
妊娠中は香りにも敏感になるので、ツバキ油のみで使用する場合には香りがしない商品を選ぶことをお薦めします。